- 発表枠:14:55~15:10
- 部屋:kc3
「ベランダ園芸種まき派」と題されたちょっと異色のテーマで発表したのはApplePedlarさん。
過去に開催された高専カンファレンスに参加した人には、学生時代の壮大な旅行でおなじみの福井高専出身のプログラマだ。
ある2冊の本との出会いをきっかけにキウイフルーツといちごをはじめ、林檎やアボガド、マンゴーなど自分が食べた果物の種を採取してベランダで栽培をはじめたという。
キウイもいちごも、種まきから1ヶ月程度で発芽し、9月現在ではかなり大きく育っている。
育てている過程をその都度写真に残しているが、葉がしおれているとか虫に食われているという変化は日々追っているだけでは、なかなかその場では気がつかず、あとで写真を見返して気づくことが多いという。
水やりの結果や、日当たりを替えたりしても、すぐに結果が出ずに1ヶ月くらいたってから効果が現れるという。普段プログラマとして自分のやったことがすぐに結果として見える世界にいるApplePedlarさんにとって、なかなか結果がわからない植物との付き合いは非常に新鮮に映るようだ。
「植物を育てることはいろんな教訓をはらんでいる。じっくりものを育てるのも人生に必要じゃないかと思う」というApplePedlarさん。
今後の課題は「冬をどう乗り越えるか」「病気や虫にどう対策するか」「長期に家をあけたときの水やりをどうするか」といったことにあるという。
今後もさまざまな植物を育ててもらいたい。素晴らしい「気づき」をありがとうございました。(dachiba)